ブログやるならキーワード選定が大事って聞いたけど、どうやってやるの?
やり方やコツを教えて!
こんなお悩み解決します。
ブログを始めたばかりのときは、キーワード選定?どうやるの?となりますよね。
ただブログをやるならキーワード選定は、知らないとヤバい大事な作業です。
本記事では、ぼくも実際にやっているキーワード選定の方法やキーワード選定のコツ、おすすめツールなどを解説・紹介します。
記事を読んで、実践してみてくださいね!
キーワード選定のやり方
さっそくキーワード選定のやり方を解説します!
手順は以下の5つ。
手順が多いですが、検索で上位表示するには大事な作業です。
1つずつでいいので、実践して行きましょう!
メインキーワードを決める
まずはブログのテーマにあったメインのキーワードを決めましょう。
このときはSEOなどあまり考えなくてOKです!
- ブログ 始め方
- ブログ 書き方
このくらいざっくりでOK!
関連するキーワードを洗い出す
次に関連するキーワードの洗い出しです。
メインキーワードに関連するキーワードを洗い出しましょう!
ラッコキーワードを使うといいですよ。
メインキーワードで検索します。
画面右上にある「全キーワードコピー」をクリックして、関連キーワードをコピーします。
これで関連キーワードの洗い出しが完了しました!
検索ボリュームを調べる
さきほどコピーしたキーワードの検索ボリュームを調べます。
Google広告にログインしたら、「ツールと設定」→「キーワードプランナー」の順にクリック。
「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック。
次にcsvファイルをダウンロードします。
画面右上の「↓」をクリック。
「.csv」をクリック。
これでキーワード一覧をダウンロードできました。
スプレッドシートなどでファイルを開いて、整理します。
「ブログ」なら「ブログ 芸能人名」などもヒットするので関係ないキーワードを消すイメージですね。
キーワードに優先度をつける
次はキーワードに優先度をつけます。
優先度をつけるときは、以下を基準に考えるといいですよ。
- 検索ボリュームはどのくらい?
- 競合に勝てる?
検索ボリュームは後半でも解説しますが、月に何回検索されたか、というものです。
初心者の方が狙うのは、100〜500くらいが目安です。
競合分析については、MozBar(モズバー)というツールを使うと効率よくできますよ。
MozBar(モズバー)の使い方を解説しています。
1度読んでみてくださいね!
記事を書く
ここまで完了したら、選定したキーワードで記事を書いていきましょう!
キーワード選定をまとめてやることで、「次はどのキーワードで記事を書こう…?」と悩まなくなるのでおすすめです。
キーワード選定とは?
ブログにおけるキーワード選定とは、あなたが検索で上位を取りたい「単語」や「単語の組み合わせ」を決めることです。
例えば、何かを調べるときGoogleなどで検索しますよね。
「キーワード選定」「ブログ キーワード とは?」などなど。
検索するときに入力する単語を「キーワード」。
どのキーワードで上位表示したいかを決めることを「キーワード選定」と覚えてください!
最初は難しいですが、やってるうちに慣れます。
検索で上位を取りたいなら、必ずやりましょう!
キーワード選定の基礎
キーワード選定のやり方と、意味がわかったところでキーワードに関する基礎知識をみておきましょう。
検索ボリュームとは?
キーワードには「検索ボリューム」というものがあります。
「検索ボリューム」=月間検索回数のことで、「月に」「何回」検索されたか?を表したものです。
上記に画像のように、ボリュームによって呼び方が変わります。
- 0回〜1000回=ロングテールキーワード
- 1000〜10000回=ミドルキーワード
- 10000回以上=ビッグキーワード
と呼びます。
例えば、「ブログ」というキーワードは検索数の非常に多いビッグキーワードです。
そこには「ブログの書き方」「ブログの稼ぎ方」「ブログの始め方」など色んな悩みが含まれています。
そして、「WordPressブログ 始め方 簡単」とすると、検索数は減りロングテールキーワードとなります。
しかし「簡単にWordPressでブログを始める方法を知りたい」、という購入に直結する悩みということ。
なので検索ボリュームが大きければいい、というわけではありません。
3〜4単語のキーワードの方が成果につながることもあります!
キーワードの4つの分類
キーワードの4つの分類についても解説しておきますね。
キーワードにはイラストのように、4つのタイプがあります。
- 「知りたい」
- 「〜したい」
- 「行きたい」
- 「買いたい」
の4つです。
「知りたい」キーワード
「知りたい」キーワードとは、例えば「〇〇とは」「〇〇 使い方」など、何かを知りたいという悩みを解決するキーワード。
「〜したい」キーワード
「〜したい」キーワードとは、「Instagramアプリ ダウンロード(Instagramアプリをダウンロードしたい)」など「〇〇したい」という悩みがあるキーワード。
「行きたい」キーワード
「行きたい」キーワードとは、「YouTube」や「マナブログ」など「どこかのサイトに行きたい」という悩みがあるキーワード。
「富士山 行き方」「沖縄 行き方」などリアルの場所に「行きたい」悩みも含まれますよ!
「買いたい」キーワード
「買いたい」キーワードは、「〜したい」キーワードに近く、「〇〇 購入(〇〇を購入したい)」など、さらに購入に近いキーワードで、積極的に狙いたいキーワードです。
「〇〇 Amazon」などは「Amazonで〇〇を買いたい」といった意図がありますよね。
キーワード選定のコツ
これまでの解説で大体のイメージは掴めたハズです。
ここではさらに細かい部分を解説します。
コツは以下の3つです。
1つずつみていきましょう。
ロングテールキーワードを狙おう
上位表示するコツとして、まずロングテールキーワードを狙いましょう。
- ライバルが比較的少なく、上位表示しやすい
- 上位記事を作って、関連記事評価アップを狙う
上記をくり返して、サイト全体のアクセスを増やします。
ミドル記事にロングテール記事を集めよう
ミドルキーワードの狙い方として一般的なのが、「トピッククラスター構造」です。
10記事くらいのロングテール記事からひとつのミドルキーワード記事にリンクを集め、ミドルキーワード記事にユーザを誘導する構造です。
ミドル記事で上位表示するには、1つの記事で勝負するのではなく記事の群を作って戦うイメージです。
ミドルキーワードで上位表示されている記事はトピック構造を作っていることが多いですよ!
検索順位をチェックしよう
キーワード選定後に重要なのが、書いた記事の検索順位をチェックすることです。
本気で収益化を考えるなら必須のツールです。
- アクセスを増やしたい!
- 収益アップしたい
検索順位の動きをチェックし、適切な修正が必要です。
キーワード選定の失敗例
キーワード選定で初心者が失敗しやすい例を3つ紹介します。
ここで失敗すると、検索上位を取れないので注意しましょう。
検索ボリュームが少ない
検索ボリュームとは?でも解説しましたが、検索ボリューム=月にどれくらい検索されたか?でしたね。
検索ボリュームが0のキーワードで記事を書いても、検索されない→アクセスがない
となるので、あまりにも検索ボリュームが少ないキーワードは除外しましょう。
- 検索されるだろう
- この記事は気になるだろう
この「だろう」は危険です。
「だろう」ではなく、数値を見てキーワードを選びましょう!
競合が企業や強いサイトだらけ
失敗しやすい事例のひとつとして「競合が企業や強いサイトだらけ」なことが多いです。
Googleの検索アルゴリズムでは信頼性が重要視されます。
そのため個人サイトよりも法人サイトが優遇される仕組みとなり、個人が頑張っても上位表示されるのが難しいジャンルがあるんですね。
具体的には以下のジャンルです。
- 金融
- 健康
- 法律
- 医療
お金や健康など、ユーザの人生を左右するジャンルはYMYL(Your Money or Your Life)といい、信頼性が高い法人サイトが有利になります。
YMYLにかかわるキーワードの場合、個人サイトは勝てません。
病気や怪我について調べて、個人で運営している謎のサイトの情報は信用できないですよね…。
キーワードを詰め込みすぎる
詰め込みすぎるのもキーワード選定を知ったばかりの初心者が、やりがちな失敗です。
1つの記事で狙うのは、1つのキーワードとするのが基本です。
- 「ブログ」など1つだけではなく
- 「ブログ 始め方」
- 「ブログ おすすめ ジャンル」
2〜3語の組み合わせで1つのキーワードです。
キーワード | 検索ボリューム |
ブログ 始め方 | 1万~10万回 |
ブログ 有料 テーマ | 1000〜1万回 |
ブログ おすすめ サーバー | 100~1000回 |
表の検索ボリュームの場合、キーワードを詰め込むとトータルの検索数も上がると思ってしまいますよね。
しかしキーワードを詰め込みすぎると、何についての記事なのか曖昧な記事になります。
結果として読者の満足度が下がる→Googleなど検索エンジンからの評価も下がることになります。
「この記事はこれについて書いている記事」とわかるように1つのキーワードに絞りましょう。
キーワード選定におすすめのツール6選!
ここではキーワード選定に使えるおすすめのツールを紹介します。
基本無料で使えるものばかりなので、ぜひ1度使ってみてください。
- ラッコキーワード
- Googleキーワードプランナー
- Googleトレンド
- Extract People also search phrases in Google
- Googleサーチコンソール
- Googleスプレッドシート
無料で使えるとは思えないツールばかりです!
ラッコキーワード
まずはラッコキーワード。
ラッコキーワードを使うと、「メインキーワード」+「関連キーワード」を洗い出せます。
他にも競合サイトの平均文字数や、どのキーワードで何位を取っているかなど調べられます!
Googleキーワードプランナー
Googleキーワードプランナーは、キーワードの検索ボリュームを調査するのに便利です。
無料版では画像のように10〜100、100〜1000など大まかな数値ですが最初は問題ありません。
100〜1000のキーワードで、競合が個人のブログサイトなら記事を書くイメージです!
Googleトレンド
Googleトレンドは、キーワードの人気度をチェックできるツールです。
下記の画像は、「過去5年間」の「仮想通貨」人気の推移です。
2023年7月現在はやや人気が落ちているようですね。
Extract People also search phrases in Google
Extract People also search phrases in Googleは、Google Chromeの拡張機能の1つです。
使うと検索結果に関連キーワードが表示されます。
表示される関連キーワードは、月間検索ボリュームが10以上のものだけ!
まったく需要のないキーワードは最初から除外されてます。
お宝キーワードが眠っていることもあるので、キーワード選定のときは参考にしましょう。
Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールは、検索パフォーマンスを確認します。
例えば、自分が書いたつもりのないキーワードが
- 上位表示されている
- 表示回数が多い
- クリックされている
場合は、そのキーワードを新たに対策することで更なるアクセスを見込めます。
この画像の中にも狙っていないキーワードでクリックされている記事が合ったので対策しないと…
Googleスプレッドシート
洗い出したキーワードをまとめておくには、Googleスプレッドシートでまとめておくのがおすすめ!
キーワードを洗い出したけど、手動で選定するのは手間だな…という方は
「キーワード管理ツール」を使いましょう!
キーワード選定:まとめ
今回はキーワード選定について解説しました。
最初は難しいですが、ツールを使ったり、競合分析しながら少しづつやっていきましょう!
失敗するポイントをおさらいしておきます。
上記のポイントを押さえれば、やらかすことはないです!
もう一度キーワード選定のやり方を確認したい方はここから戻れます。
今回は以上です。
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